僕のキャリアはPanasonicとともに
冷蔵庫から高性能の競輪フレームまで
Panasonicと言えば、日本では自転車よりも家電のイメージが強いかもしれませんが、80年代のオランダのプロロードチームにもフレームの供給をしていたこともあり世界でも知名度が高いブランドです。
僕、児玉利文の28年の現役生活の中で20年はお世話になっているお気に入りのフレームがPanasonicです。子供の頃初めて買ってもらったロードバイクもPanasonic。そして高校時代にインターハイで優勝した時もPanasonicでした。
選手の強い味方
POS Panasonicオーダーシステムは高精度のフルオーダーフレームが2か月という短期間で完成するという、プロにとっては非常に助かるオーダーシステムです。トラブルがあっても同じものがすぐ手に入手できるし、新しいスケルトンを試したい時は早く入手したいものです。
パイプセットのチョイスも豊富で組み合わせも比較的自由が利くし、ラグがPanasonicオリジナルであることから乗った時のフィーリングは独特な印象があります。
80年代にオランダのプロロードレースチームにフレームを供給していたことも魅力の一つです。ちょうど僕が高校生だった当時、ドイツのルードビヒやロシアのエキモフに胸熱でした。その当時のノウハウが現代のPanasonicフレームに活かされているのも、僕が長年Panasonicを愛用している理由のひとつです。
ライター
児玉 利文